Les deux lignesの新しい試み [Les deux lignes]
昨日はULB(Unknown Little Birds)のリハ。
今日はLes deux lignes(レ・ドゥ・リーニュ)のリハ。
ライブは来週の土曜日と目前に迫ってきました。
Les deux lignesはヴァイオリニストの田中雄一氏とノコギリのわたくしという
多分、前代未聞と思われる楽器編成の実験的ユニット。
↑
約1年前:初ライブ前に緊張し、小さくなっていたふたり。
(田中氏のキノコぶりは増し、わたくしの髪の毛はヤマンバに)
どんなことができるのか、まだまだ模索中。
なにせヴァイオリンとノコギリ。ほぼ単音同士で何がどこまでできるのか。
難しいけれど、自分の知らない世界が見えてきてとても楽しい。
なんと形容したらよいのか判らない摩訶不思議な音楽。
1回聴いただけでは、判りづらいかもしれませんが、
弾いている本人も、弾き込むうちに、段々と病みつきになってきます。
まだ「休息」「小日向」「陽だまりのワルツ」という3曲しかなかったのですが
その中の「休息」という(田中氏のつけるタイトルも氏の如く不可思議)曲に変化をつけ、
(そうしたら「休息」というより「急速」という感じに変貌してしまいましたが)
さらに、先週から色々と試していた新曲があと少しで産声をあげるところまで
いや、頭くらいはもう出て来たでしょうか?
そんなところまで、今日の練習で持って行かれました。
新曲のお披露目、15日のライブで、できると思います。
前述の3曲とは、また味の異なった曲となります。
問題はタイトルです。
まだ名前のない曲。
田中氏とタイトルはどうしよう?と話していると、
これまた、どーしようもないヘンテコなことばかり言う田中氏。
頭の中を見てみたくなります。
果たして決まるのか、決まらないのか?
・・・・・決めなければ。
田中氏のmcは見どころのひとつだと思います。
なにが起こるか見当のつかないことをしてくれる方です。
(そして慌てるわたくし)
もうひとつの面白いところは、ふたつの弓の動きでしょうか?
同じヴァイオリンの弓ですが、動き方が全く違い、弓が踊るように見える?
そんな不思議な田中氏と弓の動き、珍しい楽器の組み合せ。
単音の交わりの妖しい? リーニュの音も聴きにきて下さると嬉しいです。
田中氏のお言葉→http://lesdeuxlignes.blog.so-net.ne.jp/
5月15日のライブの詳細→http://teletouch.blog.so-net.ne.jp/2010-04-28-1
年に1度だけのCrazy Catsでのライブは、わたくし達にとってお祭りのようなもの。
今回は、ほどよく、盛りだくさんで行います。
「お楽しみに!」