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Crazy Cats ライブ ご来場有り難うございました Part 2 [LIVE]

もう随分と前に終わったような気がする15日のライブ。

piano「ちいさなピアノが恋をしました」.jpg

↑南トトコさん作「ちいさなピアノ」千田さんに弾いてもらいたいですね。


今年に入ってから、ひとつのライブが終わると、
すぐに次のライブの用意をするということが続いています。
(若干息切れ気味ですが、頑張ります)

ようやく第2弾を書く余裕がうまれましたので、
記憶を辿り、また別の角度からのレポートを。

ULBに至りましては、
たまには、王道カバーに色を加え、演奏してみようと
シンプルな旋律が美しい「エーデルワイス」を
途中で何度か転調させたり、歌とノコギリを交互に入れたりと、
珍しいことをしてみました。

わたくしは、オーソドックスな古い曲の旋律が好きでもあり、
特に「エーデルワイス」に至っては、学生時代のちょっとした思い出もあり、
弾いていると、切ない気分になります。
(もう亡くなってしまわれた音楽の先生が歌詞の意味を教えてくれ、
 歌ってくれたのと、それを二部合唱で歌った時のハーモニーが
 忘れられないのです。珍しく、大好きな先生でした。
 それなのに、わたくしは、よい生徒とはかけ離れていましたが、
 随分と可愛がって頂きました。
 あまりに早くお亡くなりになられたのが残念でなりません。
 今のわたくしを見て、先生はどうお思いになるのかと、
 時々想いを馳せるのです。その時に浮かぶのがエーデルワイスなのです)

こういったシンプルでスローでたおやかな旋律ほど、
美しく響かせるのが難しいと感じます。
これからも、この曲はわたくしの中で、
如何に心震わせるような音が出せるかの、
研究材料になると思われます。

また、転調してゆく感じも、色々なエーデルワイスが聞かれ、
花咲き、これからも、コードなどにも変化をもたらし、ULBならではの
エーデルワイスを弾けたら嬉しいなと思っております。

天国の先生に届くような音を出したいものです。

3-11.jpg

↑「音楽室の大きなピアノ」亡くなった先生を思い出します。


ULBでは、佐和子女史作曲の「うたかた」という、
これも弾いていると、スーッと、どこか遠くの美しい場所に
連れて行ってもらえるような美しいメロディーのインスト曲と、
少し怪し気なムードも出したくなり、ビブラートのための貧乏揺すり
が大きくなる「猫横丁」という曲を、田中雄一氏のバイオリンに
入ってもらい演奏することが多いのですが、

さて。
ライブ中はこんな出来事がございました。

田中氏に賛助してもらう曲になり、
田中氏をステージに呼ぶと
相変わらずの猫背と小声で
「まきさんに電報が届いております」と登場。

なにごとが起こったのか!?
電報? 一体、どなたがそんな粋な計らいを?

なんだか、結婚式とかパーティーみたい。
ライブで電報を頂いたのは初めてです。
(それ以外も、電報なぞは産まれてから多分1、2度しか頂いたことなし)

驚きながらも、嬉しさと恥ずかしさで顔が真っ赤に。

そのステキな送り主は、お友達のイラストレーター、
南トトコさんでした。

文面も、さすがトトコさん、どこか洒落ていて、
しかしながら、自分で読むのは恥ずかしく、佐和子女史に読んで頂きました。

その電報の文面を自分で書くのは恥ずかしいので、
ライブにいらしてくれた方々だけの秘密ということで。

そんなトトコさんのサイトはこちら。
料理もとってもお上手なのです。
(また、およばれしたい・・・図々しいですね。 
 お家もとってもオシャレなのです。憧れます)

南トトコさん→http://www.cototoco.com/
ブログも味わいがあります→http://cototoco.blogspot.com/

トトコさんの名前の由来は、なんなのかしら?
やっぱりお魚?
cotocotoは、なにかをコトコト煮込んで
じっくり美味しいもの、イラストが出来上がっていく音のようです。

今回の記事のイラストはトトコさんのイラストです。
他にもわたくしのお気に入りの作品が沢山あるのですが、
楽器のイラストをフィーチャーしてみました。
偶然にも、千田さんにお似合いのピアノや、
メラメラさん(リコーダーカルテットもなさっているのです)に
ピッタリのリコーダー、そして、トガゼン氏に捧げたくなるハーモニカ、
ドラムセット、よく遊ぶピアニカなどのイラストを見つけ、
それを全部載せてみました。

ハーモニカ.「おじいちゃんとわたし」jpg.jpg

↑「おじいちゃんとわたし」というタイトルのハーモニカのイラスト。

「トガゼン氏とハーモニカ」ということで。

「スティーヴ・ガット」.jpg

↑ タイトルは「スティーヴ・ガット」

今回だけは「トガゼン on ドラムス」で。

他の作品もとても味わい深いのでご覧になって下さいね。


「トトコさん、本当にどうもありがとうございました!」


さて、お次は「Les deux  lignes(レ・ドゥ・リーニュ)」です。
こちらは、予期せぬハプニングが満載でございました。

ブログのキャプションである「ふたつの線の織りなす旋律と詩」
という、詩的な文章とは、どうしてか、かけ離れてしまうふたり。
ライブはさながら、漫才、もしくは、子供(田中氏)の演奏やmcを
見守る(または強烈なダメだしをする)母親との掛け合いのようで、
わたくしが夢見ていた、ムードのある大人音楽とは数億光年離れてしまうという、
結果になってしまうのは何故でしょうか。
(理由は明確。そして、今から方向転換は無理というものでしょうか)

pianica.jpg

特に「リーニュ」とは関係がございませんが、大好きなピアニカ。


バタバタと作った新曲をお披露目したのですが、
タイトルも間に合わず、無題のままお送り。
なぜなら田中氏が「萩の月」やら「太陽の精」やら、
何十個も、ただの思いつきの曲調にあっていないタイトルを
提示して来て、曲のイメージが判らなくなって来たからでございます。

早く、それらのタイトルを払拭し、曲に合うタイトルを見つけたいものです。

さらに、その新曲を弾き始めた時に、
(これは出だしから一緒に弾き始めるため、集中力が必要)
イントロ部分で突然、リーダー田中氏が演奏を止めたのです。

「えっ!
 普通、少し間違えたくらいでは、素知らぬ振りをして、演奏を続けませんか?
 どこで間違えたのかもよく判りませんでしたけれど、
 あまりに突然の演奏停止に驚きました(イトウ)」

「あのぅ。 まだ弾き始めだったので止めてもいいかなと思い(田中氏)」

なんの前触れもなかったのと、田中氏の脱力発言で、笑ってしまい、
集中力を立て直すのに一苦労。

もちろん、客席の一部でも大爆笑が。
(笑って下さりありがとうございます)

さらに、わたくしがこのような質問を投げかけると

「わたくしも、自分で弾いておきながら、この摩訶不思議な音楽は
 いったい、どんなジャンルの音楽なのか判らないのですが、 
 これは、どういった音楽なのでしょうか?」

「いまのところ・・・・(長い沈黙)・・・・わかりません(田中氏)」


このぶったまげ発言に驚きましたが、
またも、客席の一部から大爆笑が。

弱々しい声を出し、かわいいイメージを植え付けようとしている田中氏。
(ほんとかしら?)
それに翻弄され、余計なことを喋り過ぎ、お母さんみたいと言われるわたくし。

こんな図式になるとは想像もつかなかった「Les deux lignes」。

田中氏は「ファンになりました」と握手を求められる場面も(男子に)。
また「ダークホース田中」という異名も頂戴しておりました。

もちろん、ライブの流れを考え、田中氏が喋らない分、喋り、
なんとか、この不可思議音楽を、お客様に飽きられないように
苦労しているわたくしの努力は、すべて田中氏のユニーク発言に
かき消されてしまうのでありまして、わたくしは若干、嫉妬。

「わたくしもモテたい(という中年女性の哀愁)」


また、1日で潰れ、もっさい髪型に変身してしまいましたが、
1年半ぶりに髪を切ったわたくしはマッシュルームカットでした。
田中氏に対抗したわけでも、お揃いにしたわけでもございません。


随分と長くなってしまいました。

お付き合いありがとうございます。
(まぁ、飛ばし飛ばし読んで下さっていいのですが)

これはPart 3も書くべきか、もうここいら辺でやめておくか、
迷いどころです。

Spumoniもフィーチャーしたいところですし。

recorder.jpg

↑ こちらはメラメラさんこと今村圭介氏にピッタリのリコーダーイラスト。

イマムラリコーダーカルテットはいい味なんです。

CDが欲しい方は今村圭介氏まで!

 

とりあえず、今日はここまで。Part 3は乞わないご期待。

 

ここのところは6月20日のおもちゃ美術館での演奏の練習に入っております。
メンバーは「うたたね合唱団」と丸々同じですが、
オスマシモードのため、マトリョミン等のお姉さん、お兄さんに変貌予定。

マトリョミンだけではなく、オタマトーンやノコギリなどの
演奏もございますので、是非いらして下さると嬉しゅうございます。

詳細はまた追って。

 

長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。

 

「こんな真夜中に更新って・・・

 誤字脱字、奇妙な文章がありましたら見なかったことにして下さい」



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