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Black Boxの關伊佐央さんから廃校フェスのレポートを [音楽]

明日のモナレコLes deux lignes デビューライブに向けて1人練習中。

詳細はこちら 下の記事なんですけれどね→http://teletouch.blog.so-net.ne.jp/2009-05-04

1人で練習すると眠くなるのはなぜだろう? あぁ、眠い。たまらなく眠い。

眠気覚ましに、先日の廃校フェスの模様を
Black Boxの統括者、關伊佐央さんが某所にお書きになられた文章と
ワタクシのちょこっとメモを入れてここに載せておきたいと思います。

どんなことが行われたのか、参加できなかった方に少しでも伝わればと思います。

以下、關伊佐央さんの文章です。

まずは、お越し下さいました皆様、
私達の教室を覗いて下さいました皆様、
授業を受けて下さいました皆様、
放課後の我々のライブまで見て下さいました稀有な皆様、
そして、当日私達の無謀な挑戦にご協力いただきましたスタッフの皆様に、
心より感謝申し上げます。

何より”生徒役”の存在がなければ成立しない脆弱なシチュエーションの中、
スタッフの皆様の甚大なサポートを得まして、
結果、大勢の方々に”生徒”として参加いただくことが出来ました。

私達の様な無名のノンキャリア集団が、
今回のようなイベントで人目にさらされること自体、
私自身は大きなプレッシャーだったのですが、
蓋を開けてみれば、何の気負いも無く、
このイベントを楽しむことができました。
私が担当した”社会”の授業も、
事前には大まかな話の流れだけ決めていただけだったのですが、
始まった当初は”生徒”の多さに恐れおののきつつも、
次第に自分の流れを掴むことが出来、
プライベートではまず有り得ないくらいの饒舌さを発揮することができました。
反応が物凄く良くてびっくりしてしまいましたが、
もしリクエストがあればまた色んな場所でやりたいとも思いました。


そんなこんなで、当日の授業&ダイジェストを・・・


・1時間目 算数(先生:市野廣介from Yellow Peril)

田中君と鈴木君と山田君の歩く速さを基に、各々の歩いた距離を求めるという、
整数比を用いた極々ありふれた算数の問題を皆で解く、
というシチュエーションにおいて、
どこからともなく音階を意識した旋律が流れてくる、というシュールな授業。

実は道を表している線がギターの弦になっていて、
歩いた距離を求めていくことによって平均律に基づく音階が出来上がっていく、
という仕掛けだったのだけれども、単純に問題の文章が難解で、
計算も意外と難易度が高めだったということもあり、
普通に皆真剣に問題を解いているという空気が蔓延。
先生の回答が間違っているのでは?との疑惑も浮上し、
授業は支離滅裂に幕を閉じたのでした。


*田中君と鈴木君と山田君がごっちゃになり・・・いい訳です。
 頭が数学を拒否してしまいまして設問すら目に入りませんでした。
 でも授業は面白かったですよ。あの男前先生の慌てっぷりとか(イトウマキ)


・2時間目 社会(先生:原田京子、關伊佐央)


“にせんねんもんだい””曽我部恵一”という二組の体育館出演アーティストを題材に、
彼らのバックボーンをあくまで”地理の授業的”に、
原産国、原材料といった言葉を用いて行ったポップミュージックの歴史の授業。

簡単に概要を書くと、

にせんねんもんだい→ノイズ/インストロック→Sonic Youth→Post Punk
曽我部恵一→渋谷系→はっぴいえんど→Buffalo Springfield→Neil Young

という流れ。
自分自身思ってもみなかったほど上手く講義をすることが出来てびっくり。
きっと参考までにYou Tubeで見まくっていた”金髪先生”の影響があったのだろう。
ドリアン助川氏に感謝(今なにしてるんだろ?)。

*コラムを書いたりしていますよ〜(イトウマキ)


・3時間目 国語(先生:ヒナミケイスケ)


“歌詞”に焦点を当てた盤取りゲーム”百盤一首”。
私達が独自でアレンジした演奏を聴いて、曲を当てるというこの遊び、
この時間も思いのほか盛り上がりました。
私が選曲しアレンジした、PJ Harveyや加藤登紀子が、
参加したお客さんには全く分からず非常に残念無念でした。
私がカバーしたアーティスト…

Radiohead、Beck、The Smiths、PJ Harvey
ユニコーン、加藤登紀子、坂本九

メンバー内で大ウケだったYellow Peril選曲のカバー、
スピッツ”空も飛べるはず(ラジオ体操風)”があまりウケなかったのも悔やまれます。


*すぐに判って盤を取ってしまった方がいたからですよ〜。
 頑張ってラジオ体操をしましたが、効果がでませんでスミマセン(イトウマキ)


・4時間目 音楽(先生:若松さやこ)


この時間だけは大真面目。
私がかつて師事していたヴォイストレーニングの先生をお招きし、
“60分で変わる発声”をテーマに本格的に授業を行っていただきました。
流石にこの時が”生徒”の入りのピークで、
用意していた50枚の授業用プリントが底をつき、
すぐに追加で刷りに行くという非常事態。
およそ50〜60人が揃って発声をするその光景は、この日一番のハイライトでした。

*無料であの授業は本当にお得でした。
 腹式呼吸などしたせいか、身体が楽になりました。
 これからバンドを作り、ボーカルになろうと思います(大嘘 イトウマキ)


・5時間目 理科(先生:高橋弘毅from Yellow Peril)


Black Boxが自信を持ってお勧めする”ドライアイス演奏”を、
お客さんに楽しんでもらおうという実験形式の授業。
お客さんを4つの班に分けて、実際にドライアイスで音を出してもらいながら、
各自掲げたテーマに沿って最終的に演奏→皆で判定という流れでした。

各班のテーマ、演奏内容は・・・

1班「あったか鍋パーティ」
鍋にドライアイスを皆で擦りつける、鍋蓋の開け閉めでEQを再現。

2班「森林宇宙」
ドライアイス上に空き缶を転がし、
コーラスエフェクトを用いて美しいハーモニーを構築。

3班「赤髭」
スネアドラムのスナッピーとドライアイスとの接触(どんな音か忘れた)

4班「昔のアニメのコンピューターの音」
ディレイ/サンプラーで繊細な音を繋ぎ合わせビートを構築。


結果、4班の優勝(多分、特に理由は無い)。

*ワタクシはのほほんムードの2班に参加。
 この班だけ異色でしたね。4班のエフェクター魔人達の入れ込みように
 耳がつんざけ(爆音ノイズ)倒れるかもしれない!と思いましたが、
 2班のみんなは力を合わせて、乗り越え、協力し頑張りました。
 あの音、録音しておけば良かったなぁ、と思っています。
 宇宙や夜の森の音が現せていたと思います。ふくろうチックな(イトウマキ)



以上、ご来場(ご受講)誠にありがとうございました!

 

今回、ワタクシは生徒役、まるで女優ばり(大分誇張?)の演技を見せました。

色々と書きたいところですが、まずは明日の準備がございますので、これにて失礼。

(ちょっと寝ちゃおう)

多分、この授業の模様等は今後Black Boxさんのサイトでなにかしらの形で載ることでしょう。



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