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「花祭りコンサート」を終えて [ノコギリ]

28日のnolla cafeライブの次の日は小岩の善慶寺で演奏を。

お寺自慢の枝垂れ桜が満開。
まるで「花祭り」に合わせたよう。

(携帯電話画像ピンぼけでゴメンナサイ 解像度というものの問題か?要研究)

善慶寺の枝垂れ桜.jpg

演奏前にお釈迦様生誕のお祝いの声明がありました。
花で飾られた小さなお釈迦様の像に甘茶をかけます。

お釈迦様とお花.jpg

甘茶は花の名前です。
額紫陽花に似たお花の葉っぱを乾かし煮出したお茶も甘茶と呼びます。

飲んでみました。
とってもとっても甘いです。
天然の甘味ですが、驚くほどの甘さです。
そして苦みも混ざって、珍妙なるお味でした。

お釈迦様のお誕生日の4月8日に甘露の雨が降ったことから
「灌仏会(花祭り)」では仏像に甘茶をかけることになったとか。

にわか知識でございました。

ワタクシが、声明、読経などを聞くときに感じるのは宇宙の波動。
だんだんと意識が遠くにいくような心持ちになるのです。
頭蓋に響く声と銅鑼などの音が忘我の境地に誘います。

声明時にお坊さん達が撒かれた花びら代わりの色とりどりの紙。
お釈迦様その上に座りになられると言います。
その紙を持っているとお守りになるとか。
何枚か拾って参りました。
すぐにご利益があったのでございます!

欲しい方にはお裾分けいたします。


さて。

本堂での住職さんの声明が終わった後は、
演歌歌手「青山祐太」さんのミニコンサート。

演歌と聞いていたので、着物でこぶしをきかせた方が出てくるかと思いきや。

青山祐太さん.jpg

お若いスーツ姿の男性が。
善慶寺名物の「枝垂れ桜」の歌を熱唱されておりました。
すでに固定ファンもいらっしゃるようです。
初めて演歌のショウを見ました。


その後、随分と趣向が違いましたが、ワタクシ達の出番です。

二胡のRISAKUさん、今回は春色のチャイナドレスで。
溜め息が出るほど美しい色でした。

またもや、ワタクシは衣装に関して考えさせられることに。

演奏されたのは中国の「春」や「花」にまつわる曲。
ノコギリとのデュオでは「朧月夜」と「さくらさくら」を。
意外と音色が合ったりすると思うのです。

hanamatsuri(2).JPG

次にワタクシの出番です。
西洋ノコギリを使うワタクシは西洋の「花」の曲を。
即興でピアノの伴奏をつけて下さった中川美季子さん。
ホールの反響はなかなかのものでした。

最後に真打ち登場、尺八のジャスティン・泉龍さんです。
穏やかな面持ちと語り口、お若くセイタカノッポのジャスティンさん。
ジャスティンさんは尺八をお作りにもなられます。
お作りになられた三本のオリジナル尺八を吹かれたジャスティンさん。

江戸時代に侍が虚無僧となり、托鉢に歩き回ったとき吹かれてもいた
尺八の音色は物悲しかったり激しかったり。

呼吸法によって出る音が異なります。

自然界のありとあらゆる音を表現する尺八の生演奏。

目を閉じて耳を澄ませていたので写真を撮リ忘れてしまいました。

色々と盛り沢山の「花祭り」のお祝い。
初めての経験ばかりの1日となりました。


カメラをいつも忘れてしまいます・・・・。



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